混ぜるな危険、取り扱い注意 武田邦彦

このところ、TBSの加計学園等の倒閣運動報道が酷く、聞くに堪えないので、朝からPCで虎ノ門ニュースを見るようになった。虎ノ門ニュースは、なかなか情報量が多い。他では得られないような情報をいろいろ得られる。

金曜日、武田邦彦、大高未貴の番組を見て、武田氏を見直した。武田氏といえば、他番組では、人の話に突拍子もない意見で反論したり、さらにそれを他の出演者に止められたりで、空気を読めず、極論に近いことを言う人という印象があったのだが、発言を中断されず、全部の話を聞けば、一理も二理もある意見、知見を語っていることがわかった。まるのまま信じはしないが、頭に留めておく価値は十分ある話ばかりである。

金曜日は、次のような話をしていた。植物の葉には、基本的に毒がある。これは、動物に食べられないため。伝統的な日本食では、葉っぱは煮て煮汁は捨て、お浸しなどにする。植物性の油も動物性の油よりも体に害がある。動物性の油をとれば、植物性の油も多少取っても良くなる。人の体が栄養分を取り込む仕組みが環境に対応するのに1万年かかる。食生活を急に変えると必要な栄養が足りず、例えば、免疫細胞が十分に作られなくなる。サラダって健康に良いのか?

植物性の油等が動物性の油なぢょり健康に良くないというのは、どこかの資料を引用して、グラフをしめしていた。この話を、まるごと信じはしないが、面白い視点だと思う。

武田邦彦氏は、話を十分にさせないと、極論を言う、番組進行を邪魔するオジサンに見える。ちゃんと話をさせれば、なかなか面白い。混ぜるな危険、取り扱い注意ということだろう。

地上波で武田邦彦氏が充分話をできる時間を確保することは難しいだろう。虎ノ門ニュースという場を得ていることは両者にとって幸せなことなのだろう。 ことことは他の曜日の出演者にとっても同じなのだろう。

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