あまり基板が安かったので(2)

先月記事をたくさん書けたので安心していたら、今月は記事を書けないまま半分が過ぎてしまった。とりあえず、また基板を作ってしまった話を書く。

前々から無線ルータ(Aterm WG1200GS)が熱くなるのが気になっていた。たまに触ってみると心配になるほど熱い。風を当ててやれば熱を感じない程度にまで涼しくなる。ファンレスの設計限界に挑戦!という感じなのだろうか。

熱くても無事動作してくれればいいのだが、ネットがつながらなくなり、ルータの電源を入れなおすと治る、というようなことが何度があったので、ファンで冷やしてやりたくなった。愛用していたDC24Vのファンが見つからないので、USBファンを購入。なかなかの風量で良い感じだが、常時動かし続けるには音が大きい。秋月電子の100円のファンをうまいこと固定できればいいのだけれどと検討を開始する。

最初、アクリル板をレーザーで切り出し、取付け部品を作ることを考えたが、すぐに基板で作った方が安い(Elecrowだとアクリル板切り出し $5.80 vs 基板 $4.9)し、電源用のUSBコネクタも固定できることに気が付く。基板だと回路を載せれるけど、どうしよう、電源スイッチぐらい欲しいが、小型のスイッチは信号用であまり電流は流せないので、FETでOn/Offする?状態の保持機能は?などと考えている内に回路ができたので、基板を発注した。なお、今回もFusionPCBに注文を試みたが、配送手段にANA/OCSが無かったのであきらめてElecrowに注文した。

届いた基板を組み立てると、なぜか常時ONでOFFにならない。回路を見直すとFETの向き(ドレイン、ソース)を間違えていた。回路を修正して再度注文。修正後の基板も、いくつか問題はあったが、実用には耐える、というか電源スイッチは要らなかった。あと修正時にRaspberry Pi用のFAN基板としても使えるよう検討したが諦めた。専用に作った方が無駄が無いし作りやすい。そもそも安い。

回路図を以下に示す。この回路図からVOUT-GND間に10kΩ程度の抵抗を追加した。C1は期待道理には動作しなかった。放電回路も必要だろう。そもそも状態保持にはVOUTを使わず内部でFlip-Flopを持つべきだったよなぁ、とか思いつつも改良する必要も無いので機会もない。

無線ルータやスイッチングハブは放熱を考えて(?)垂直に立てた板に固定している。その板の端にマグネット用の吸着版をネジ止め、基板側に皿穴つきネオジム磁石をネジ止めし、基板をルータのすぐ横に固定、ルーターに微風を常時あてることができるようになった。微風とは言え効果は絶大で、ルーターに触っても熱は感じられない。本当に効果があるのかは、今後見守っていこう。

100円のファンは静かで本来、音は感じられないのだが、マグネットと吸着板で固定すると音がする。少しでも静かにするため吸着版にガムテープとか貼ってみたが、まだ音がする。吸着版から外してやると音がしない。薄いゴムのシートでも買ってみて、間に挟んでみよう。

とはいえ、マグネット+吸着板の組み合わせが気に入っている。まず皿穴付きネオジム磁石の発見が革命的だった。これで強力磁石を好きに固定できるようになった。吸着板があればスチール製品だけでなく木製品にもマグネットで固定できるようになった。皿穴付きネオジム磁石はAliExpressでも買えるので、気になった人は是非試してほしい。

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