2003年5月3日 土曜日の日記

朝からVR4131モジュール。最小限の回路や評価ボードの回路を調べる。プルアップがかなり足りないかと思ったが、良く調べてみると GPIOとその他1本だけだった。とりあえず、それらの信号を10KΩでプルアップしてみるが、動作はあまりかわらない。試しに N-Wireでの接続を試してみると、今度は接続できている。プルアップが効いたのだろうか、それとも前回なにか間違っていたのだろうか。

チップケミコンがキュートだが...次はチップコンデンサにしよう
モニタが動いた!
とべとべジャンパー線
裏にVR4131モジュール

これで、モニターが動かないのは評価ボードとのハード構成の違いのせいという線も出てきた。 独自にプログラムを作成し、N-WireでFlash-ROMで書き込む方法もあるのだが、結構大変だし、モニターが動いたほうが嬉しいのでもうすこし粘ってみる。私のVR4131ボード( 名前つけようかな..)の動作をオシロでみると、短いループに入って止まっているようで、アドレスバスやデータバスでは周期的な信号が観測できる。ここで、評価ボード独自のI/Oを触っているかもしれないとIOCS0#というチップセレクト信号をみると、確かに出ている。アドレスを調べ、評価ボードのマニュアルの照会の結果LED表示レジスタとリセットレジスタへの書き込みと判明。リセットレジスタというのがとてもとても怪しい。再度リセットしてやると動くと言うのだろうか。しかし何度RESETボタンを押しても状態は変わらない。

メーカ提供のモニタプログラムは諦めて独自にプログラムを書くしかないのかと、付属CDにあるモジュール初期化プログラムの例( いたせりつくせりだなぁ)を読み始めると、見たような短いループがある。LED表示レジスタとリセットレジスタに書き込みぐるぐる回っている。さらに調べると、SDRAMアクセス用のクロックの設定がある値にならないと、このループに入り、リセットを待つようだ。さらに調べてクロックの設定をレジスタを書き込んでいる個所を発見。VR4131のマニュアルでそのレジスタを調べると、設定後 RTCRST(一番強力)以外のリセットを入れてください、とある。そうか、やっとわかった、ということで、ジャンパー線とCoolRunnerで、リセットレジスタ(書込でRSTSWにパルスを発生)を作成、CoolRunnerに書き込むと、ついにモニタープログラムが起動した。嬉しい。

しかし、CPLDは便利だ、というかCPLD無しではこのモジュールは使えそうに無い。

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