秋月TFTモジュールの実験

自作stm32モジュールとエプソンのS1D13781評価基板,秋月のTFT液晶モジュールを組み合わせて実験中。
stm32f4xxの内蔵メモリ192kbyteとDMAで480x272dotのTFTを表示させるのは不可能では無いかもしれないが、16bppでやっても 480×272×16÷8 ≒ 261Kbyteで容量的に無理がある。S1D13781を調べると384Kbyteのメモリを内蔵し、480×272の24bpp表示が可能らしい。SPI接続で使用できるし、digikeyで700円ぐらいみたいなので興味を持った。
SPI接続で、どれくらいの更新速度が可能なのか。どんな表示が可能なのかを実験したいということで、実験回路を組んでみた。

秋月のTFTモジュールとSTM32VL-Discoveryを使ったリファレンスデザインが公開されているのでプログラムを見ると、評価ボードのflash-romに画像データを書き込み、それを表示するようなプログラムなので、あまり面白くない。しかし、レジスタの設定値のリストがついてくるのが便利である。

この設定値で初期化するプログラムを作成し、動作させるとTFTにランダムなパターンが表示され「動いた!」と思ったが、なかなか、その先が進まない。メモリーに値を設定しても表示に反映されないのだ。悩みつつレジスタの説明などを見なおしていて気がついた。PIP(Picture In Picture)の機能がOnになっているのに、ずっとメインの表示の方のメモリーを書き換えていた。PIPをDisableにすると、それっぽい表示が現れた。

PIPの機能を使用するとデータ更新が遅くても途中の表示を隠せるので便利そうである。今後、更新速度をどこまで速くできるかとか、スクロール速度とか、いろいろ試したい。

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