digikeyでチップ抵抗、コンデンサを買う方法

logo_blackdigikeyで型番のわかっているICなどを買うのは 簡単だが、抵抗やコンデンサなど一般的な部品を 買おうとすると、検索しても山ほど表示され、 必要なものを見つけるのが、なかなか難しい。 いろいろ試行錯誤して、今は簡単に購入できるようになった のでやり方を説明する。

まずdigikeyのトップページから製品索引のページに行く。 ページにはdigikeyが取り扱う部品の分類の一覧が あるわけだが、並びが文字コード順で英字→ひらがな→ カタカナ→漢字なので分かりずらく取っ付きにくい。 それでも頑張って眺めていて、よく使う抵抗や集積回路が 漢字で下の方にあることを憶えると少しは使いやすくなる。

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今回はチップ抵抗を買うので、抵抗のところにある、チップ抵抗を 選択する。慣れたら検索で「チップ抵抗」とすると一発で行ける。

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チップ抵抗のページで、欲しい抵抗値を選択し「フィルターの適用」を 押しても、1000種類もの製品がヒットし、欲しい製品を探せる気がしなくて めげてしまう。 チップ抵抗でポイントとなるのは抵抗値とパッケージサイズである。 あと価格も気になるかもしれない。在庫、電力などが問題になるのは稀だろう。

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とにかく、抵抗値とパッケージサイズを選択できれば、なんとかなる。 パッケージは、「サイズ/寸法」ではなく「梱包形態/ケース」のところで 選択する。 1.6mm×0.8mmサイズのチップ抵抗が欲しければ 「0603(1608メトリック)」を選択、2.0mm×1.2mmが欲しければ 「0805(2012メトリック)」を選択する。0603とか0805とかはインチ単位 でのサイズの呼び名。これも混乱に一役買ってくれていると思う。

「サイズ/寸法」は、実際のチップの寸法なのでメーカーやシリーズによって 細かい違いがあり、製品の絞り込みに使うには面倒なので使わない。

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これでフィルターを適用してもいいのだが、表示される種類を減らす為に 「在庫品目」にチェックしと「梱包形態」でカットテープ(CT)を選択しておく。 梱包形態を選択しないと同じ製品について「Digi-Reel」、「カットテープ」、 「テープ&リール(TR)」の3種類が表示され、1ページの情報量が1/3になってしまう。

これでフィルタの適用をクリックすると、まだ100種類ぐらい表示されるが、 パッケージサイズは指定してあるので、どれでも使えるはずである。 なので値段とか気に入ったメーカーで選べばOK。 以前は値段を気にして値段順でソートなどしていたが、 一番上に表示されるもので、ほぼ問題ないことがわかってきたので、 ざっと値段をチェックして、一番上に表示されるPanasonicのものを注文 することが多い。さらに慣れるとDigikey品番の規則性がわかるので 直接品番を入力し注文することもできる。

Digikeyでチップ抵抗など細かい部品も注文できてしまうと、 部品のほぼ全部をDigikeyで揃えることができて 大変便利である。

チップコンデンサも製品索引で「コンデンサ・セラミックコンデンサ」 からスタートして同様に注文することができる。

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大容量のチップコンデンサ,例えば 47μF6.3V3216サイズなどは秋月電子にあればdigikeyよりも安いので そちらを使うようにしている。

 

Comment

  1. higostar より:

    お久しぶりです。昨年5月に沖縄から熊本に帰ってきました。
    最近購入したSARK-110というアンテナアナライザの較正用に必要なチップ抵抗を入手するのにDigi-Keyを利用しました。
    送料が高いのが難点でしたが、アメリカ国内からたった3日で商品が届いて、ちょっと気分がいいですww

  2. nari より:

    コメントありがとうございます。便利な世の中になりましたよね。

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