HDDプロペラクロック実験

LED点灯

LED点灯

燐青銅板とユニバーサル基板で接点を作り、自作スリップリングの実験を行った。

印刷した型紙を0.2mmの燐青銅板に両面テープで貼り、金切りバサミで切り出す。形を整え、型紙を剥がしユニバーサル基板にハンダ付け。燐青銅板はハンダの乗りがすごく良い。ハンダが、どんどん広がる。接点基板の位置確認用に、透明のアクリルでゲージを作成した。これで位置確認は簡単、というか、これが無いとできない。基板をHDDのケースに両面テープで固定。バッチリだ。

透明アクリルゲージで接点が基板に接触する位置にあることを確認し、回転基板を固定。レーザ加工機で厚紙から切り出したスペーサを挟み厚みを調整し、HDDのスピンドルの金具で固定。この状態で、電源をつなぎ、基板上のLEDの点灯で通電を確認。

接点の金具が接触しているため、回転抵抗がかなりある。HDDのモーターに通電するだけでは回転してくれない。手で回してやると回転する。しかし、回転抵抗が大きいようで結構な音がする。

この音を聞いて、HDDプロペラクロックへのやる気が、かなり萎えてしまった。

しかし、まだ実験は始めたばかり。燐青銅板での自作接点は、接触の点では殆ど問題がない。接触抵抗を減らす努力をすれば、ものになるかもしれない。しかし、今回の基板は両面デープで強力に固定されすぎていて、金具の細かい調整など無理。

ということで、次は基板をネジで固定・取り外しできるような実験装置を作成し、接触圧の低い接点を実験してみようと思う。

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