PIC32 USB Starter Kit II を修理

140105a1digikeyに注文したPIC32 USB Starter Kit IIが年末に届く。自宅で少しいじってみようと、MPLAB X IDEをダウンロードしmicrochip_solutions_v2013-06-15にあるHID Custum Demoをコンパイル。プログラムを書き込むところまではすぐに出来たが、USBケーブルでPCにつないでもウンともスンとも言わない。

年が明け、職場で試すが、状態は変わらない。デバッガには反応するしLEDも点滅したりするので、CPU自体は動いているようだ。他のUSBのプログラムを書き込んでも状況は同じ、PCが反応してくれない。他のPCで試しても同じ。 

USBプロトコルアナライザで見ても、全く通信が行われていない。USBなんて、D+/D-のどちらかがLowに落ちるだけで通信が始まるんじゃなかったけ?

これはもう、いよいよUSBラインの接続が怪しいので調べるしかないのでUSBケーブルを接続した状態で、USBケーブルの端子と基板との接続をテスターで調べてみる。すると接触が不安定。基板上のmicro-Bコネクタの端子に半田がついていないように見える。 顕微鏡で見ながら端子をピンで触ってみると、やっぱりどうも付いていないようだ。

ハンダゴテ2本使いで、じゃまなコンデンサを一旦外し、端子をハンダ付け。考えてみれば、端子横のGNDと思われるパッドが金色のままなのも不自然だ。micro-Bコネクタ種類が変更になり、ここだけ手半田とかで作っているのではなかろうか。

はんだ付け後、USBケーブルでPCにつなぐと、一発でUSBデバイスとして認識された。メデタシメデタシ。

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