ESP8266用ILI9341ライブラリの高速化

HSES-LCD24用のILI9341ライブラリとして、Humblesoft_ILI9341を使用している。これは、Adafruit_ILI9341を拡張したもので、Fontxを使った漢字描画機能、scroll機能などが追加されている。 実行速度面では、まったく改善されていない。HSES-LCD24用のデモプログラムを新たに作ろうと思うのだが、描画速度が遅いので、先に高速化を行うことにした。

Adafruit_ILI9341のexamplesにgraphicstestという各種描画機能の実行時間をマイクロ秒単位で表示してくれる。これを使い、実行時間を計測しながら高速化を行った。

最終的な結果の表を以下に示す。塗りつぶし系の描画では7倍前後、あまり高速化できなかったLines等でも1.5倍程度の高速化ができた。 文字の描画も4.68倍高速化されているが、これは若干説明を要する。

今回使用した高速化の手段を以下に示す。

  • CS,D/C信号操作の高速化
  • SPI大量データ転送の高速化
  • クロックの高速化
  • 文字描画の高速化

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Windows上のエディタ

Windows上でも、ずっとemacsを使ってきたが、ちょっと辛くなってきた。IME制御機能付きのWindows用emacsが手に入らなくなってきたからだ。

IME制御機能付きであれば、emacsのキー(デフォルトでCtrl-\, 私はカスタマイずしてCtrl-O)でIMEのOn/Offを切り替えることができるのだが、機能が無いとemacsのキーでは、emacs自身のかな漢字変換機能のOn/Offが行われ、IMEのOn/Offは「半角/全角」キーで行うことになる。日本語を入力しているとモードが混乱して極めて効率が悪い。
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混ぜるな危険、取り扱い注意 武田邦彦

このところ、TBSの加計学園等の倒閣運動報道が酷く、聞くに堪えないので、朝からPCで虎ノ門ニュースを見るようになった。虎ノ門ニュースは、なかなか情報量が多い。他では得られないような情報をいろいろ得られる。

金曜日、武田邦彦、大高未貴の番組を見て、武田氏を見直した。武田氏といえば、他番組では、人の話に突拍子もない意見で反論したり、さらにそれを他の出演者に止められたりで、空気を読めず、極論に近いことを言う人という印象があったのだが、発言を中断されず、全部の話を聞けば、一理も二理もある意見、知見を語っていることがわかった。まるのまま信じはしないが、頭に留めておく価値は十分ある話ばかりである。
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fusionPCBについて

仕事熱心なfusionPCBさんから、前の記事にコメントがついたので、fusionPCBについての意見を書いてみる。

fusionPCBは、中国の格安PCBサービスの先駆けで、私も使ったことある。5年前に記事も書いた。これこれ。 品質に問題は無く、価格も安かったのだが、elecrowが始めた基板の色変更無料の魅力が大きすぎてelecrowに移ってしまった。最初の基板は緑色で問題無いが、何種類も基板を作ると色分けできる意味は大きい。

その後も、時々、elecrowだけに頼るのもなんだから、たまにはfusionPCBも試そうと思うのだが、注文のページで送るファイルの種類や設計ルールを確認しようとして、情報が見つけられず、探すのも面倒になりelecrowに頼んでしまう。

改めて、https://fusionpcb.jphttps://www.seeedstudio.com/fusion.htmlを見直し、感想を書く。

  • seedstudio.comの方は、基板注文のページに”how to generete Gerber files”というリンクが張られ、必要な情報がわかりやすいのは良い。改善されている。
  • Eagle用のcamファイルが提供されているのも良い。 DRC(design rule check)用のファイルはどこ?
  • fusionpcb.jpのページから飛べる基板注文のページには、”how to generete Gerber files”相当のリンクが無い。

あと、twitterで報告される基板のトラブルを見てると、基板のE-Test通してないだろう と思われるケースが多々ある。自分がelecrowに作ってもらった基板の中にも、たまにある。elecrowのページを調べると 100% E-Testと書いてある。fusionPCBの方でも探してみたが、E-Testに関する記述が無い。今はE-Testをしないオプションが無いので、記述も無いのだと思うが、値段も極端に安くなったので、もしかしてE-Testを省いているのではないかと不安になる。この点も明記したほうが良いと思う。

追加! もう1件あった。OPLのページをfirefoxで見ると、javascriptのプログラムが終了しなくて、ブラウザが固まる。なんとかしてほしい。Edgeだと見れるが、かなり重い。

なぜOPLのページを見ているかは秘密。

あまり基板が安かったので

FusionPCBに対抗してだろうが、ElecrowがPCB5枚で$4.9で作れるというので、他の基板のついでに基板を作ってしまう。ものは、ADCに接続してアナログ値で複数のスイッチの状態を読み出すボード。他の装置のデモ用に欲しくて、ユニバーサル基板あたりで作るつもりだったが、$4.9なら費用的にかわらないし、楽に作れるし、断然きれい。

で、早速作り、テストプログラムで動作を確認。あまりノイズは乗らず、9個のスイッチの識別は、全く問題が無い。すぐにデモプログラムの作成に入れそうだ。

F-PLUG 再び

2年前に F-PLUGというBluetooth接続の電力計を導入し、部屋のエアコンの電力、周辺温度、湿度等を1分ごとに記録し、Linuxサーバに保存していた。Bluetooth接続をLinuxのrfcommコマンドでttyデバイスに変換し、sunagaeさんのpythonのプログラムでデータを取得している。 

ところが、rfcommのプロセスがよく止まる。 そのたびにrfcommを再起動(再実行?)させていたのだが、エアコンの電力消費状況も把握できたので、興味も薄れ、ほっぽらかしにしていた。

だんだん暖かくなり、今年はエアコンも新設したこともあり、興味が復活、ふたたび使いたくなってきた。しかし、rfcommを使うのは止めたい。 pythonを使えば、直接 Bluetooth機器とお話しできるっぽい、

まずは、pyBluezで、bluetoothデバイスのスキャン

import bluetooth

nearby_devices = bluetooth.discover_devices(lookup_names=True)
print("found %d devces" % len(nearby_devices))

for addr, name in nearby_devices:
    print(" %s - %s" % (addr, name))

デバイスのアドレス (‘B0:99:DE:AD:BE:EF” みたいなやつ)がわかれば、socketで接続できるらしい。

import socket

addr = "B0:99:DE:AD:BE:EF"
port = 1

sock = socket.socket(socket.AF_BLUETOOTH, socket.SOCK_STREAM,
                     socket.BTPROTO_RFCOMM)
sock.connect((addr, port))

これを使ってpyFplugを改造し、直接データを取得できるようになった。 F-PLUGは 新しい方のエアコンに付け替えた。

可能ならF-PLUGを買い足そうと思ったんだが、調べると販売中止になっている。売れなかったということか。同じbluetooth接続の電力計 ラトックのREX-BTWATTCH1の方は、まだ買えそうだが、通信プロトコルの情報がみつからない。なんとかなるのであれば、他のエアコンや冷蔵庫のデータも取ってみたいところだが、残念だ。

テレビで自分の写真を見た

録画していたサイエンスZEROを見たらNHK学生ロボコン直前スペシャルで、森正弘先生がロボコンを思いついた時の話で、学生に乾電池1本で人が乗って動く車のレースをさせることを思いついた、と話されていて、そういうことしたよねぇと思っていたら、レース当日の写真が出て、自分が結構大きく映って驚いた。

いやぁ、懐かしいっすね。森先生のお元気な姿をみられてよかった。

バッテリー … 上がる 

昨日、テニススクールに行こうとしたら、車のドア(キーレス・エントリー)が開かない。キーの電池切れだろうと、手動で開けようとするが、なんか開かない。いろいろ頑張ったら、なんとか空いたので、乗り込みエンジンをかけるが、全く反応が無い。バッテリーが上がっているらしい。前日、車幅灯をつけっぱなしにしていた模様。いつもなら、警告音で気が付くのだが、荷物の積み下ろしで聞き逃したみたい。

保険のロードサービスにきてもらい、無事、エンジンがかかった。充電に1時間ほどエンジンをかけっぱなしにしておく必要があるらしい。

シン・ゴジラ

今頃、GEOでシン・ゴジラのBlueRayを借り見た。面白かった。充分リアルに感じられ、没入できた。

貸出期間が1週間だったので、2回見てみたが、2回目も新鮮な感覚でみることができた、というか1回では見切れない、聞き取り切れない。ということで、1度見た方も、もう一度見てみると、また面白いと思う。

エアコン購入

パソコン部屋用にエアコンを購入した。続きの部屋にエアコンはあるのだが、パソコン部屋の方に熱源が多く、どうしても暑くなってしまうのでエアコンの導入を考えていた。昨年購入するつもりだったのだが、時期を逃し、取付工事繁忙期に入ってしまい、購入を止めてしまったのだが、やっぱり暑かったので、今年は繁忙期に入る前に購入することにした。

物は価格.comで最安値帯のものから,三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2216-Wを選択。工事費込みで 9万円弱。配電盤までの電気工事や屋根置き金具も含まれているので、標準的な価格だと思う。

最安値のエアコンなので、あまり期待していなかったが、使用説明書を見ると目新しい機能がいくつかある。
列挙する。

  • ピークカット(電流)ボタン
  • 体感切入ボタン

ピークカットは、通常、最大消費電流15Aのところを11Aに制限する機能。あまりガンガン動いて欲しくない、と思うこともよくあるので、ちょうど良い気がする。

体感..というのは、風向・風速をコントロールして、体感温度はそのままに節電運転を行う機能だそうだ。効果の有無はやってみないとわからない。

ネット番組を見るようになった

ニュース女子問題をきっかけに、ネット番組をよく見るようになった。

今、コンスタントに見ているのは、以下の3つ。

ニュース女子は、前にも書いたが、番組のフォーマットが見やすいし、面白い。

虎ノ門ニュースは月金の朝8時からの2時間番組で、結構長いので、最初は月曜日の青山繁晴氏だけ見ていたのだが、他の曜日も見ると、こちらも結構情報量が多い。他では得られない情報がいろいろ得られる。ということで、ちょっとづつ見る時間が長くなっているところ。

報道特注(右)は、Youtubeにお勧めされて偶然見たのだが、ネットで人気の足立康史議員の話も面白いし、首になったTBSワシントン支局長 山口敬之の話もすごい。今回の北朝鮮危機に関する想定される事態の情報は、この人の話が別次元で詳細かつリアル。いまだに他で同様の話を聞かない。

あと、ゲーム実況の動画は、あいかわらず見ている。PUBGも最近見始めて面白いが、自分でやる気は起きない。

ゼルダ その後

ゼルダの伝説が楽しくて、GWはハイラルの大地を駆け巡っていた。祠を全部攻略した後、ガノン討伐をがんが得ていたのだが、ネットで調べても最後の1個がわからず、119個でゲームクリアとなった。マスターソードとハイラルの盾を早期に手に入れれば、もっと楽にゲームを進められるのではないかというアイデアが気になり、すぐに2回目を開始してしまった。

試した結果、ハイラルの盾は割と早く手に入るが、マスターソードはハート13個の壁が大きく、それなりにゲームを進め、祠を開けないと手に入らなかった。その後、ゲームを楽に進めるに、4紳獣も解放、塔も全てクリアし地図をすべて開けたところで、すこし面倒になり、やっとゼルダから解放された感じ。

まぁでも、ハイラルの大地を駆け巡り、服のレベル上げなどするのは楽しいので、ちょいちょいやってしまいそうだ。

あと、ゼルダの伝説に対する希望

  • 塔をクリアしなとも、自分が通過した周辺の地図は表示して欲しい
  • ゲームをやり込み、長くゲームで遊ぼうとすると、ゼルダ姫をハイラル城で待たせることになり、心苦しい。ゼルダ姫が解放された状態でやりこめるようになると、さらに嬉しいのではなかろうか。

音楽の再生には何bit必要?

ESP32のDACに音を出力する場合、8bitというのはどんなもんなんだろう。 bit数が足りないために音声が、まともに聞こえないというのでは困るなぁと思い、実験してみた。

pythonのwavライブラリを使うとwavファイルの操作ができる。これを使って、wavファイルのデータを指定したbit数まで落とすプログラムを作成した。処理に結構時間が、かかるので10秒だけ出力する。

結果、私のPCの再生環境では8bitと12bitの聞き分けができないことが判明。8bitからbit数を落として行ってもホワイトノイズが増えていくだけで、あまり問題無く聞ける。1bitだとノイズがかなり大きいが、それでも曲は判別可能。予想外の結果だった。

変換した結果を以下に示す。元の曲は魔王魂さんのフリー歌もの素材「桜日和」

1bitの音源:(音量注意)

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ESP32のI2S+DAC出力成功

ESP32_MP3_Decoderのプログラムを調べ、遂にはESP32のI2S+DACから、音声を出力することができた。嬉しい。

Tw_Mhageさんの記事:ESP32でBluetoothイヤホンを作ってみた – Qiitaに刺激を受け、ESP-IDF添付のサンプルプログラムを改造し、Bluetooth Speakerのデモプログラムを作成、公開している。Bluetoothの中身に疎いので、最初苦戦したが、iPhoneに接続し音が出せるようになった。回路は、ものすごく簡単なので、ESP32のモジュールを持っている人には、一度試してもらいたい。

ESP32_MP3_Decorderを動かしてみた。

ESP32のI2Sで音声出力の実験をしているが、なかなかうまくいかない。サンプルプログラムを元にプログラミング・ガイドを見ながらDACに音声を出力させようとしているのだが、うまくいかない。部分的にちゃんと波形は出力されているのだが、うまくつながらない。周期も変。

資料も少ないし、動いたという例も無いと思っていたところESP32_MP3_Decoderの存在を知る。試してみると、いろいろ問題は、ありながら、断続的に音が出た。MP3のデコードも自前でやっているらしい。


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