1999年12月22日

LED電光掲示板

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LED電光掲示板 on 自宅の机の上

東京出張時に購入していたLEDアレー(3色、32dot×16dot)が有ったので、 kmlug(熊本Linuxユーザ会)の定例会の展示用に電光掲示板にしてみました。

LEDアレーは、秋葉原の亜土(T-Zone?)パーツショップの向かいの左の店 で、3800円で購入しました。簡単な資料とケーブルがついて来ます。

LEDアレーは、電源が5V前後(?)、信号線が9本ということなので、 プリンタポートに接続しました。これをコントロールするプログラムをCで 作成、キャラクターのパターンは GDモジュールを使用し、perlのプログラ ムで作成しました。

16x32dotしかありませんので、静止状態では英字4文字、漢字2文字ぐらいし か表示できませんが、文字を流してやると長い文章でも読むことができます、 というか読んでしまいます。kmlugの定例会では、この掲示板の説明のテキ ストファイルをエンドレスで表示させていました。

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3色LED(つまり、赤と緑の複合LED)なので、3色いけます。 これは、赤いろ。

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これは橙色です。赤と緑を両方発光させた状態です。 後ろに見えるシンクロがカッコ良い!?

インターフェースは、プリンタポートとつないだだけです。 コネクタが入手できなかったので、付属のケーブルとプリンタケーブルを 接続する基板をつくりました。
s_991209a0.jpg LEDマトリックス電光掲示板インターフェース基板!? 下にある紙は、JWCADで基板の図を書いたもの。 これに、鉛筆で部品配置等を記入すると作業が楽になります。

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基板の裏。配線のみ。コネクタの端子の信号名を紙に書いてはってあります。

LEDはダイナミック点灯で、1/30秒程度毎に16本のラインを全て駆動してや る必要があります。この作業はリアルタイム機能のないLinuxにはちょっと つらく、現状ではビジーループで、時間調整を行っています。 このため、他のジョブに時間をとられると、表示が乱れてしまいます。 しかし、掲示板の表示だけに専念させれば問題無く表示できます。

この掲示板は安くて簡単、人目を引くので、展示会等では重宝するのではな いでしょうか。

そのうち、RT-Linuxあたりでちゃんとマルチタスク表示できるか試してみた いと思っています。


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