秋月電子で販売されている
32x16ドットLEDマトリックス表示装置パーツセット
(商品番号K-00798 税込2,800円)
に 私もちょっと絡んでいるので、
販売量拡大と安定供給を願って
情報の提供などを行います。
ちなみに、このキットが売れても私にお金は入りません。
これは何か
使い方など
組み立て時の注意
R2,R3の値R2,R3はLEDの点灯時間が長かったり、 LED用電源の電圧が高い場合などに LEDドライバーTB62706BNの負荷を減らす目的で準備してあります。 通常の使用では0Ωで問題ありませんので ショートさせてください。 LEDに流す電流を大きくしたり点灯している時間が長い場合などには ここに抵抗を接続することを検討してください。 抵抗値の計算方法は TB62706BNのデータシートに記載されており、 データシートは 東芝のホームページから ダウンロード可能です。
R4,R5の値R4,R5は TB62706BN(16ビット定電流ドライバ)の電流設定用の抵抗です。 TB62706BNのデータシートによると以下の式で 1bitあたりの電流値を求めることができます。 電流[mA] = 18522 / R[Ω]390Ωですと47.5mAとなります。 この抵抗値を増減させることで 電流値を変化させLEDの明るさを変えることが出来ますが、 TB62706BNの最大定格値は80mA/bitとなっていますので、 この値は超えないようにしてください。 また、LEDの明るさはLEDの点灯時間を変化させることによって 変える(暗くする)こともできます。
定常的に流してもゆるされる設定TB62706BNの最大定格値 80mAというのは、 電流として流せる瞬間の値で、 定常的には許容損失(最大1W, 推奨 500mW)を 満足する必要があります。 これから定常的に流せる電流を計算してみます。 電源が5V, LEDでの電圧降下が2Vとします。 残りの3VがTB62706BNに印加されることになるので、 1bitあたり流せる電流は 1000mW ÷ 3V ÷ 16bit = 20.83 mAとなります。推奨環境ですとこの半分の 10mAです。 ちなみにこの時のR4,R5の値は 1KΩ、1.8KΩとなります。 これより多い電流で光らせたい場合には、 全部のLEDを光らせつづけるようなことは させないように注意する必要があります。 |
$Id: led-matrix-module.html,v 1.21 2006/02/08 07:02:19 nari Exp $ |