DS1820Kというのは、ダラス・セミコンダクターという会社のDS1820というICの 評価キットです。DS1820というのは、温度センサーで -55°〜+125°の範囲を 0.5°の精度で計る事ができます。出力形式は独特のデジタル出力で、1本の信号 線に複数(最大64個と聞いたような気がするけど確かめられない..)のDS1820を ぶら下げることができます。 ちなみにDS1820は1個 820円くらいで、この評価キッ トは9000円くらいでした。
キットの中身です。以下のものが入っていました。
これが パソコンインターフェースです。IBM-PC互換機のプリンタポートに つなぎます。プリンタポートにつながるということは、 センサー側にはモジュラージャックを使っています。
付属ソフトの起動画面です。
『Simulation』の画面です。本当は 赤い文字で現在の温度が表示されているの
ですが、画面コピーでとれませんでした。 T_T
このソフトでは4個のセンサーの温度をいちどに表示できます。
わたしは、パソコンの上と机の上の温度を計っていますが、だいたい1°程差が
あります。 分解能も細かいし、反応もはやいのでたのしいです。
ケーブルがもっとながければ、外の温度も計りたいんだけどなぁ..
『Experimentation』の画面です。 たぶん DS1820の全ての機能にアクセスできるのでしょう。 良く理解していません。
DS1820がけっこう面白いし、そう高くない(単価 820円ぐらい)ことがわかったの で、そのうちもっとあそんでみたいと思っています。 温度変化の記録をとるよ うなソフトや、PICマイコンでRS232C経由で計れる装置とか作ってみたいですねぇ。
1998年6月6日 成松