Kumaduino
Cタイプ基板サイズ
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フル実装(表)
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フル実装(裏)
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Kumaduino(くまでゅぃーの)は、
Duno-Vに刺激を受けて作成した
Metaboard/
Arduinoコンパチのボードです。
特徴
- Metaboardのユニバーサル配線領域は、便利なのでマネする。
- DCジャックは、多分使わないので装備しない。
- USBコネクタは、コンパクトなmini-B
- 基板のサイズは、秋月のCタイプ基板コンパチ。
Cタイプ基板を重ねて使用することが可能
-
FTDI Basic breakout接続可能な端子を装備し
Serial.print()も使用可能。通常のBootloaderも使用可能。
- チップ抵抗、コンデンサを使用、ハンダ付けの練習に。
失敗し易いUSB mini-Bコネクタは、失敗し難いスルーホールタイプ。
各基板の情報
各基板の回路図、部品、組み立て方について説明します。
- 旧版 (v215-a1)に関する情報はこちら。
- 新版 (v215-b1)に関する情報はこちら
Bootloaderの書き込み
組立が完成すれば、ジャンパーピンを差込み(よく忘れます),
Bootloader書き込み済のATMega328を挿入して
動作確認です。
Kumaduinoで使用するBootloaderには2種類あります。
ArduinoのBootloaderと
MetaboardのBootloaderです。
ArduinoのBootloader
KumaduinoにプログラムをFTDI Basic Breakoutから書きこむ場合に使用します。
Arduinoをインストールしたフォルダの中にある
hardware\arduino\bootloaders\atmega\ATmegaBOOT_168_atmega328.hex
を書き込みます。
fuse-bitは、low:0xff, high:0xda, ex:0x05です。
スイッチサイエンスが
このBootloader書込済みのATmega328を
350円で販売していますので、
FTDI Basic breakoutと一緒に購入すると
いいかもしれません。
MetaboardのBootloader
USBaspLoaderのページにある、
USBaspLoaderのzipファイルをダウンロード展開し、
firmware\hexfiles\mega328p_16mhz.hex
を書きこんでください。
fuse-bitは、Low:0xf7, High:0xda, ex:0x03 です。
どちらのBootloaderが良いか?
Arduino Bootloaderのいい点は、以下の2点だと思います。
- Serial.print()が使用可能。デバッグに便利
- PC側だけの操作だけでプログラムの書き込みが可能、
metaboardだと、スイッチの切替、リセットの押下が必要。
metaboardの利点は、FTDI Basic breakout(1,495円)が不要な点でしょう。
Serial.print()を使用しないのであれば、こちらがお勧めです。
metaboardのbootloaderを書き込み、
FTDI Basic breakoutも挿し込み
Serial.print()でデバッグも行うと、
プログラム書き込みのたびに
Serial Monitorが閉じることも無くなるので、
これが本当のお勧めかもしれません。
Bootloaderの書込器
Arduinoをたくさん使うのであれば
AVR用のプログラム書込器があると便利です。
ネットで捜すと、AVR用プログラム書込み器の自作記事が沢山
みつかります。
ところが、その製作にもプログラム書込み器が
必要なものが多くあります。
AVRプログラム書き込み器をもっていないのであれば、
以下の方法がおすすめです。
- COMポート付のWindowsPCが使用可能であれば、
Chan氏の
COMポート制御ISPアダプタを製作する。
簡単な回路で、部品代も安いのおすすめです。
残念ながらUSBシリアルアダプタでは動作しません。
ストロベリーリナックスで
完成品を980円で販売していますので、
こちらもお勧めです。
- Arduinoを使ってで、AVRプログラム書込み器を製作する。
私はあまり知りませんが、いくつか作例があるようです。
- 純正の書込み器
AVRISPmkIIを購入する。
秋月電子で 3,300円です。
Metaboardとしての使い方
他力本願で申し訳ないのですが、
Duno-Vのページを御覧ください。
最後に
足りないことがまだあるかもしれませんが、
以上で説明を終ります。
不明な点がありましたら、
説明を追加していきたいと思いますので、
Kick4の掲示板で質問してください。
copyright 2011, Hiroshi Narimatsu.