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USB電流計は、USBケーブルに挿入し、 USBケーブルから供給される電流を計測する測定器です。
Arduinoとブレッドボードの普及で ちょっとした電子回路の実験が とても簡単になりました。 しかし、電子回路の実験には 注意が必要です。
接続ミスは 多くの場合、部品の破損につながります。 実験中、接続ミスは必ず発生します。 だから実験は実験用電源で行います。 実験用電源には、電流計や電流を制限する回路が ついていて、回路ミスにより電流が流れ過ぎることを 検出できるからです。
Arduino + ブレッドボード + PCからのUSB給電では 電流の流れ過ぎを検出できません。 幸い最近のPCは、USBに電気が流れすぎたからといって 壊れるようなことは無くなってきましたが、 電子部品は壊れます。私はLEDが破裂したのを見ましたし、 フォトインタラプタも何個も燃やされてしまいました。
そこで作ったのが、この電流計です。
電流が流れ過ぎたら、すぐにスイッチを切ることで
部品の焼損を回避できます。
大変、教育的でもあります。
日頃見ることのない電流の変化をみることで、
回路が動いているイメージを持つことができます。
部品は秋月電子で全て揃います。
電流計は、ご使用されたいレンジに合わせて選択して下さい。 電流計を選択
パイロットランプ(PL1,PL2)と抵抗は(R1,R2)は、 チップタイプとラジアルタイプの両方が使えるようになっています。 実装するのは、片方で十分です。 お好みの方をお使いください。
USBミニBコネクタはスルーホールタイプを使用しています。 SMDタイプのものも売っていますので間違わないように注意してください。
下の部品表以外に、基板と電流計を接続する電線が必要です。
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特に難しい所は無いと思います。 背の低い部品から準備ハンダ付けしてください。
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