生活に小型ディスプレーを!!

160810a6スイッチサイエンスからHSES-LCD24-FRAMEが発売された。これは、HSES-LCD24を100円ショップのフォトフレームに固定するためのアクリル板とネジとスペーサのセット。これがあれば、WiFi接続小型ディスプレーHSES-LCD24を生活空間に自然に置くことができる。見やすい角度に設置するのに苦労したり、USBケーブルに振り回されたりすることも無くなる … はず。

このフレームの発売はHSES-LCD24自体の企画当初から予定していたのだが、スイッチサイエンスへの委託販売(マーケットプレイス出品)が初めてだったので、まず本体を発売してからと思っていたら、梱包上の問題が発生するなどして遅くなった。


160804d8100円ショップのフォトフレームが使えると言っているが、どれでも使えるわけではないので注意が必要だ。むしろ使えるフォトフレームは少数派というべきかもしれない。最もメジャーなタイプは、裏板から足が生えている。このタイプだと取り付けは可能だが、足がなくなってしまうので、立たない。


160825a0一番お勧めのフォトフレームは、右の写真のもの。きれいに収まるだけでなく、フレーム自体を固定することも簡単そうだ。これが、ずっと入手できると良いのだが… 今回の商品に限らず、表示系の電子回路では重宝しそうなので、買えるうちにどこかの店で確保してくれないだろうか。


160804d2このタイプのフォトフレームしか使えないと、商品の発売が不安だと思っていたら、別の使えるフォトフレームも発見。枠の裏に穴が開いていて、そこに木の棒を刺して足にするタイプ。これだと、割と、どの店でも見かけるし、縦にも使える。

レーザ加工機等でアクリル板を加工できる環境の人は、自分で作っても良いかもしれない。基板の寸法は ここで公開しているので、データは簡単に作れると思う。しかし、ネジ、スペーサ類を自分で揃えると、そこに費用がかかるかも。黒色の超低頭ネジ(頭部0.8mm厚)とか入手が面倒かも、まぁMisumiで買えるんですけど。


160819a4最後の写真は、クリア(透明)アクリルを使った試作品。個人的には、これが気に入っているが、「一般人は基板を見せても喜ばない、喜ぶのはマニアだけ」と言われたことを思い出し、製品は艶消しの黒にした。穴に若干の余裕を持たせてあるので、隙間やタッチパネルのケーブルが目立つ。気になる人は黒色の紙などでマスクして欲しい。希望が多ければ、クリア版の発売も検討したい。

WiFiが自由に使える ESP8266 Arduinoは、なかなか楽しい。ESP8266 Arduinoの入門機としてもHSES-LCD24をお勧めする。

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