秋月電子のJpegカメラをESP8266に接続

シリアルJPEGカメラをesp8266につないでみようとaliExpressを物色していた私にとって、秋月の新製品TTLシリアルJPEGカメラは驚きの安さ、1,980円(税込)だ。同等品は国内だと3~4千円するし、AliExpressでも$16ぐらいする。驚きというのは言い過ぎかもしれないが半額に近い。ということで、さっそく注文。届いたいのでHSES-LCD24に繋いでみる。

シリアル接続なのでESP8266側のRX/TX端子に接続しないといけないのか、そうなるとファームウェアの書き込みが面倒だなと思っていたのだが、いろいろ調べると、転送速度があまり速くない、デフォルトで38400baud,最高でも115200baud。ソフトウェアシリアルでも接続可能らしいので,ちょうとコネクタに信号が出ている IO4,IO5にGROVE – 4ピン-ジャンパメスケーブル 20cm で引き出し。Jpegカメラ付属のケーブルにはQIコネクタのコンタクトが付いているので、5PのQIコネクタにとりつけ、オスーオスのジャンパワイヤーで接続。電源が3.3Vで大丈夫かと不安は残るが、これで試してみることにする。

まずは、秋月の商品ページにあるサンプルプログラムを試すが、うまく動かない。メーカーのサイトにもサンプルプログラムがあったがこれもダメ。資料を読んで自作のプログラムを試すが、jpegのファイルサイズは取得できるが、データを読み出せない。

どうも元ネタ?はTTL Serial JPEG Camera with NTSC Video ID: 397 – $39.95 : Adafruit Industriesらしい。公開されているプログラムの中にあるPythonのプログラムをLinux機で試したら、画像を取得できた。だが、転送速度がやたらと遅い。オシロスコープで見ると、転送していない時間が長い。どうもプログラムが期待しているのより、転送データが5バイト長いようだ。プログラムを対応させてやると、切れ目なく転送されるようになった。

ということで、自分のプログラムを見直すと、コマンドの中身が間違っており、修正して、無事画像を取得できるようになった。電源は3.3Vでも動くようだ。

Jpegカメラ自体は2年前ぐらいからあり、いろいろ接続報告やライブラリが公開されているが、この秋月のJpegカメラでは若干フォーマットが変わっているのかもしれない。ということで、わたしのプログラムを公開します。JpegCamera/cameraServer.ino at master · h-nari/JpegCamera

ブラウザからアクセスするとこんな感じ

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