DE0ビデオデコーダボード進捗

謎基板ことDE0用ビデオデコーダボードの進捗だが、あまり進んでいない。まず、読み込んだデータを出力しやすいように24bpp化しようと考えたが、そもそもDE0のVGA出力はRGB各4bitの12bppだった。データの読み出しだけでも24bpp化しようとするがSGDMAがエラーになる。メモリーの構成を調べるとSDRAMのデータ幅は16bitで、50MHzで動作していた。25MHzで32bitのデータを読み出そうとしても間に合うはずがない。SDRAM自体は166MHzまで動作できるようなので、クロックを100MHzにあげてみたが、反応は変わらない。

もうちょっと頑張ればなんとかなりそうだが、この辺で悩み始める。ビデオデコーダボードやDE0が使えるようになって作りたいのは、VGA信号のセレクタみたいなもの。解像度としてはSXGA(1200×1024)程度ぐらいまで扱いたい。そうするとピクセルレートは108MHzで、これを同時に読み書きできるぐらいでないと無理そうだ。

DE0ではメモリーの速度の面から無理ということが良くわかった。安く作りたいのでパッケージをtftpに限定し、digikeyで捜すと200MHzのDDRは買えそうだ。これを32bit幅で接続すれば、なんとか可能かもしれない。

DE0では今後、ビデオデコーダの動作の確認とか、その他FPGAの使い方の基本的な所を練習して行こう。

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