YMMF(Yamaguchi Mini Maker Faire)参加報告

130811a88月10日(土),11日(日)に山口市のYCAMで開催されたYMMF(Yamaguchi Mini Maker Faire)に九州プログラミング研究会として参加した。メンバーは、私とJuju氏とTOMO氏。


130810a110日土曜日の早朝6時に熊本の自宅を車で出発、7時45分に福岡でTOMO氏をピックアップし10時に山口の会場に到着した。荷物が多いので車で移動できると大変楽だ。会場に無料駐車場があるが、来場者にあけておくため出展者は隣のケーブルTV会社の駐車場に誘導される。

YCAM(Yamaguchi Center for Arts and Media)は山口情報芸術センターだそうで、計算機を使った芸術、のための美術館という感じだろうか。市立図書館と一緒に広々とした洒落た建物だ。こんな施設があるなんて羨ましい。

今回のYMMF開催はYCAM10周年の記念行事のひとつだそうだ。会場は1階のスタジオA。2階までの吹き抜けで結構ひろい。昨年のMFT2012のメイン会場、日本科学未来館1階企画展示ゾーンの半分ぐらいの大きさはあるかもしれない。大きな2つのプロジェクタのスクリーンがぶら下げられ、スケジュールやツイッターの画面が表示されていた。

130811a5会場につくと、自分の展示場所の島を探し、割り当てられた机で準備を始めるが、私は箱から出すだけで、ほぼ完了。すぐ暇になる。TOMO氏は、まだ製作したいものがあるらしく、ひととおり展示物を並べた後、製作作業に入る。TOMO氏の展示物は、パタパタ時計。コイルを巻くところからの自作。大人には懐かしく、子供は初めて見たようで受けていた。時間の情報はPCから赤外LED経由で送られているので時間表示は秒単位まで合っている。

130810b3Juju氏は仕事の関係で初日は参加できないかもしれないからと、別行動だったのだが、意外に早く会場に到着。展示物の準備を始める。最近自作し使用した結婚式のメッセージボードを展示した。

130810b6初日は、12時から開場。特にアナウンスもなく、なんとなくスタートする。出展者は多いが、見学は来るのだろうかと心配するが、徐々に来始める。最終的には子供連れを中心にいろんな人がかなり大量に来場したと思う。東京で開催されたMFTとは比較にはならないが、山口でこれだけ来ればなかなかのものだと思う。

130811b1出展者は、地元山口の大学以外にも福岡や関西、東京からも多く着ていた。となりの島はDaily Portal -Zだった。

130810b0私の展示は、光る筒と基板3種の物販。光る筒の改良点は、緑色のLEDを高輝度のものに取り替えたこと、PS/2キーボードを接続したこと、回転部に赤外LED経由で情報を伝達可能にしたこと、回転を低速にし横方向の分解能をあげたこと、ソフトウェアのバグフィックスなど。

キーボードから、パターンの切り替え、回転の停止、速度変更などを可能にしたので、見学者に自由に操作してもらおうと思っていたのだが、フルキーボードで使わないキーが多くてわかりにくかったのか、操作する人は少なかった。まぁでも光物だし、そこそこ受けていたとは思う。何人かの人に、光る筒の値段を聞かれた。売るとしたらいくらぐらいになる?という感じだ。「試行錯誤を重ねたものなので、これでは値段を計算出来ない。」と言って誤魔化したが、この質問は結構めんどくさい。材料費の合計を答えても、ちがうと思うし、そもそも合計を計算していないし、製作時間も記録していない。

基板の物販の中身はMFT2012の時とかわらないが、ダイソーで買ったプライスシートに100円とか200円とか書いていたので、人目は引いたようだ。覗きこむ人は多かった。

次は11月のMFT2013だ。今回は抽選になるのだろうか。出展できるといいなぁ。出店できるのであれば、光る筒の改良版に加えて、新作ひかり物と物販用基板の新作も用意したい。

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