Trevaふたたび

140228a0どのカラーセンサーが良いかと相談された。秋月のカラーセンサーなど眺めてみるが、使ったことが無いので全然感覚がわからない。センサー上にレンズで結像させてやる必要があるのだろうか?なんか、その辺が自信が無いのでTrevaとか良いんじゃない?とか言ってみる。

Trevaとは2000年に発表された、当時の携帯のイヤホン端子に接続してしようするカメラユニットで画像サイズは96×72ドット。お手軽に画像データを取得でき電子工作界で人気となった。データ解析をされた籠屋さんの解説記事がトラ技2002年4月号に掲載された。

石川さんのテニスボールを認識する移動ロボットのイメージがあったので、カラーセンサーとしても使いやすいのではないかと考えた。今からTrevaを入手するのは難しいが、幸い手元に当時集めたTrevaがある。

140228a1Trevaと小型OLEDを組み合わせて、画像を確認しながらカラーセンサーとして使用すると凄く使いやすそうだ。なんか面白そうだ。作ってみよう。

接続方法やデータ・フォーマットの情報は、籠屋氏のHPにあったのだが、今はもうアクセス出来ない。トラ技のコピーサービスで解説記事取り寄せる手もあるのだが、トラ技の記事関連ソフトウェアから2002年4月号 PHS用小型カメラ”Treva”をパソコンに接続する方法をダウンロードし、プログラムを見たら必要な情報が全てあった。

OLEDの方は、手持ちのOLEDモジュール(96×64、0.95") + SPI接続用のキャリーボード。aitendoから購入したもので今は在庫切れ。

コントローラにはArduinoを使用し、昔作ったプログラムを切り貼りしつつささっと作る。特にハマることもなく、すぐに動いてしまった。なんか 中国から$79で買ったカメラを思い出す。


低解像度でも手軽に使えるカメラとディスプレーがあると画像認識っぽいことが簡単にできて面白そうな気がする。

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