MFT2015応募作品
タイトル
大型POV(残光を利用した表示装置)
出展内容の紹介文
64個のフルカラーLEDを配置した発光部長50cmのバーを8本放射上に配置したPOV(Persistence Of View,残光を利用した表示装置)を製作。三脚上で毎秒3回転させパターンを表示。動画も表示。回転部の直径は1.3m。POVには、残像で画像が見えたり、少ない発光体で多くの画素を表示できるなどの面白みがある。通販を活用し高精度のメカを少ない手間で作成。安全性にも配慮しています。
現状
まだ製作途中です。回転させるためのメカとLEDバー2本が完成し発光テストができました。今回、LEDバーで使用しているWS2812Bに問題が発覚したため、TLC5940で作り直す予定です。本番までの主な作業項目は以下の通りです。
- LEDバーの作り直し、8本に増設
- 画像ファイル、動画再生機能実装
- 安全対策機能追加(非常停止ボタン、振動感知で停止、端部カバー、クッション等)
- 操作機能追加(リモコンで操作など)
- 表示コンテンツ作成
サイズ
右に図面を載せますが、サイズはまだ確定ではありません。回転部の直径は約1.3m. 全高は三脚を最大に伸ばした状態で約2.2m, 縮めた状態で約1.6mぐらいです。回転させても三脚はほとんど振動しないので、縮めた状態で会議机の上で動作させることも充分可能です。
動画
動作させている様子の動画です。シャッター速度や露光の関係で、実際の見た目とはちょっと違います。回転させても、全く振動が起こらない事に注目して下さい。
写真
三脚を縮めた状態です。
- 前から
- 後ろから
メカ関連部品はミスミから購入しています。アルミフレーム、レーザーで切り出したアクリル板と組み合わせて手間いらずです。背面には、タッチパネル付き液晶があり、ここから操作も可能です。
- 回転部アップ
- 後、アップ
光らせた状態の写真です。シャッタースピード 1/5秒で撮影しています。WS2812BのPWMが400Hz程度でチップ毎に周波数も位相もバラバラであるため、細かいパターンは表示できません。TLC5940駆動のLEDに切り替えて改良する予定です。
- メッシュ
- 放射状
- チェック柄
- 中間調実験
照明を落とした状態で撮影した写真です。現状LEDバーが2本であまり明るくありませんが、本番では8本に増やし、通常の室内の明るさ程度なら充分明るく見えるようにしたいと思います。
- メッシュ
- 放射状
- チェック柄
- 中間調
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