F-PLUG復旧

Debian更新後、bluetooth接続電力計 F-PLUGからデータを取得できない。しばらくはデータを取れていた気がするが、取れなくなった。

未インストールのライブラリを疑うが、みつからない。調べるうち、F-PLUGをWindows10で動かすにはファームウェアの更新が必要という情報を発見。windows10で使用しているわけではないが、Debianアップデート後使えなくなったので、これが怪しい。ファームウェアをアップデート。

アップデートにはWindows8以前のマシンが必要とある。前に使っていたThinkPadを引っ張り出すが電源が入らない。1年半使っていなかったので仕方ない。ネットにはCMOSバックアップ電池を一度外してやると復旧する、という情報が多数。ブラウザで手順を見ながら、バッテリー、9つの小さいネジ、キーボードとパームトップを外す。電池のコネクタを抜き30秒放置。キーボード、パームトップ、ネジ、バッテリーを元に戻して、電源スイッチを入れる。無事起動。

起動したのは Windows 7だった。バッテリーがだめになっているそうで充電が全く行なわれない。バッテリーは3,000円ぐらいで買えるらしい。どうするか、ちょっと悩む。買えば数年使えそう。でも、どうせ使わない…

Windows7で、F-PLUGのファームウェアを更新。Windows上のソフトとの接続を確認。しかし、Linuxとは、接続できない。

その後、Debian側のbluetooth関係のコマンドが変わったことや、ペアリングをやっていないことに気がき、いろいろ試しているうち接続できた。何が原因だったのか結局わからない。

bluetooth接続の電力計は便利。もっと欲しい。RATOCのREX-BTWATTCH1しか見つからない。Linuxに接続できないかと、改めて調べたら、Armadilloに接続している例を発見。これはいけるかもしれない。試してみたい。

Amazonで4,976円。買うか?

F-PLUG 再び

2年前に F-PLUGというBluetooth接続の電力計を導入し、部屋のエアコンの電力、周辺温度、湿度等を1分ごとに記録し、Linuxサーバに保存していた。Bluetooth接続をLinuxのrfcommコマンドでttyデバイスに変換し、sunagaeさんのpythonのプログラムでデータを取得している。 

ところが、rfcommのプロセスがよく止まる。 そのたびにrfcommを再起動(再実行?)させていたのだが、エアコンの電力消費状況も把握できたので、興味も薄れ、ほっぽらかしにしていた。

だんだん暖かくなり、今年はエアコンも新設したこともあり、興味が復活、ふたたび使いたくなってきた。しかし、rfcommを使うのは止めたい。 pythonを使えば、直接 Bluetooth機器とお話しできるっぽい、

まずは、pyBluezで、bluetoothデバイスのスキャン

import bluetooth

nearby_devices = bluetooth.discover_devices(lookup_names=True)
print("found %d devces" % len(nearby_devices))

for addr, name in nearby_devices:
    print(" %s - %s" % (addr, name))

デバイスのアドレス (‘B0:99:DE:AD:BE:EF” みたいなやつ)がわかれば、socketで接続できるらしい。

import socket

addr = "B0:99:DE:AD:BE:EF"
port = 1

sock = socket.socket(socket.AF_BLUETOOTH, socket.SOCK_STREAM,
                     socket.BTPROTO_RFCOMM)
sock.connect((addr, port))

これを使ってpyFplugを改造し、直接データを取得できるようになった。 F-PLUGは 新しい方のエアコンに付け替えた。

可能ならF-PLUGを買い足そうと思ったんだが、調べると販売中止になっている。売れなかったということか。同じbluetooth接続の電力計 ラトックのREX-BTWATTCH1の方は、まだ買えそうだが、通信プロトコルの情報がみつからない。なんとかなるのであれば、他のエアコンや冷蔵庫のデータも取ってみたいところだが、残念だ。

F-PLUGその後

F-PLUG導入後、エアコンの消費電力の状況がよくわかるようになり、だいたい毎日1度は確認している。

寝る時エアコンつけっぱなしでも、あまり電力を喰わないことがわかり気兼ねなくつけっぱなしにできるようになった。消費電力以外の室温、湿度、照度等の情報は、特に興味を惹かない。

F-PLUGのようなPCに接続可能な電力計は、今後さらに発展していくと思うがどのような商品が出てくるだろうか。一番興味があるのは、家のトータルの電力量。電力計のスマートメーター化は進むはずだが、そのデータを電力会社は提供してくれるのだろうか? 

分電盤の主幹ブレーカーあたりに取り付け可能な電力計があれば欲しい気がする。ブレーカーに合わせた形状で取り付け容易なものとかできないだろうかか? できても電気工事士でないと取り付けわけだが。

あと、消費電力が気になる機器といえば、エアコンの次に冷蔵庫。エアコンや冷蔵庫であれば、電力計内蔵というようなものもあって良い気がする。でもまぁ、F-PLUGをコンセントに挟めば済むのだけれど。

冷蔵庫の電力計測って面白そうだな。F-PLUGもう1個買おうかしらん。

F-PLUG導入

150712a1NTT西日本からポイントのお知らせが届いたので、ポイント交換商品を物色してみたところ、 Bluetooth ワットチェッカー REX-BTWATTCH1なるものに目が止まる。Bluetoothで情報取得できる電力計らしい。欲しくなったが、念のためamazonで同等の製品を調べると富士通BSCのF-PLUGというヤツのほうが安いし、温度や湿度も計測できて面白そうだ。ということで購入したのが4月上旬。すぐに届いたが、インストールするのが面倒で放置。

で、暑くなってきて、もうそろそろエアコンの電力でも計りたいということで、やっとインストールを開始。附属のソフトでもいいのかもしれないが、ここは、やっぱりサーバーのDBにデータを放り込んでWebで見たい。ネットを検索しF-PLUG (消費電力モニタ) をLinuxで使ってみたという記事を発見。公開されているpythonのプログラムを動かすと、あっさりデータが取得できた。ありがたく利用させて頂く。

データベースはMySQL, WebサイトはMojolicious、グラフ化はGoogle Chartを使用。Chartの使い方に少し手間取ったが、なんとかグラフ化できた。

sc1585-00

F-PLUGを取り付けたのが天井にあるエアコン専用コンセントなので、温度や照度のデータがちょっと特殊。温度がかなり高めだし、照度は室内の照明の影響を受けないようだ。18時ごろに変なピークがあるのは、何かが反射でもしているのだろうか。温度の分解能が1度である理由は不明。調べて見なければ。

エアコンの電力消費状況がわかったのは面白い。今後は、温度センサーを追加し、色んな所の温度を一緒に表示させたい。温度センサーで室温の記録って昔からやっているが、進歩していないようなしているような…