h_nari @ 熊本市のブログ。電子工作、プログラミング、ゲーム、TV、 政治、インターネットなどに日々の思い付きを、 うだうだ~と書いていきたい。
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日本が戦争に引きずり込まれた理由

江崎道朗氏の アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄 (祥伝社新書) を読んで、長年の謎だった 日本が戦争に引きずり込まれた理由がわかった。 腑に落ちた。

要するにコミンテルンの陰謀なのだが、 それだと陰謀論で片付けられてしまう。

この本では、コミンテルンについては 以下のように定義している。

正確に言えば、この時点でコミンテルンは解散しているが、 本書は、ソ連による世界的な共産主義ネットワークという 意味合いでコミンテルンという用語を使用する(p.60)

その上で ヴェノナ文書を始めとする 米国保守派の近現代史見直し、ルーズベルト大統領の再評価 で明らかになったコミンテルン活動を紹介し、 最終章の「今も続く共産主義勢力の暗躍」で終わる。

コミンテルンの陰謀で戦争が起こったのだから、 日本政府は悪くない、とは思わない。 騙されたのであろうが、敗戦という結果を迎えた責任は 日本政府にある。 でも、どこをどう間違ったのか。 誰が誰に騙されたのか知りたい。

この本のことを知ったのは 江崎道朗氏の マスコミが報じないトランプ台頭の秘密 を紹介するこの動画。

なぜ日本が戦争に引きずり込まれたのか、始めてしまったのかは 昔から疑問だった。 自分なりに本を読んで知ったのは、 アメリカ側の強硬な態度、 特に石油の輸出禁止が日本に開戦を決断させたということだ。 アメリカの態度の裏には、ルーズベルト政権内部に 食い込んだソ連のスパイたちいたのだ。

月曜日の ニュース女子では 通州事件を紹介していた。 知るだけで陰鬱になる事件だが、起こったのは昭和12年7月29日。 盧溝橋事件が昭和12年7月7日なので22日後となる。 通州事件を朝日新聞を始めとする国内の新聞が書きたて、 シナ事変の収束が難しくなったわけだ。

朝日新聞は戦前は戦争を煽り、戦後は反戦を主張するので 一貫性がないと非難する人がいるが、それは正しくない。 戦前も戦後もコミンテルンの手先として国民を悪い方向に 誘導するという意味で一貫している。