フィラメント・ケースの湿度を監視している XIAOMI湿度計の 電池が切れた。 商品ページには1年間との記述が あるが購入した4台とも約1ヶ月しかもたなかった。 不必要に通信を行っていたため、という可能性も あるので今後もプログラムの修正などを行い 様子を見ていきたい。
XIAOMI湿度計その後23Dプリント
観測結果のグラフを示す。 下は湿度のグラフ。 変化が激しいのは机上に放置していた湿度計で、 あとの3個はフィラメントボックスか防湿用の箱に入っている 湿度計で、それなりに防湿できている様子が見て取れる。 10/31 - 11/12のデータが取れていないのは 電池交換をサボっていたためである。 乾燥器を入れ替えたタイミングで 湿度が下がる。 メインの乾燥器は 中華モバイルドライである。 乾燥剤の色で状態がわかるのも良いし、 いつでも再乾燥できるのも安心。 乾燥剤が赤くなっても吸湿効果は残っているようだ。 思ったより長持ちする。 買い足して3個持っている。
次は電池電圧のグラフ。電池はCR2032である。 電池電圧のデータが取れると電池切れによる停止 であることがわかりやすい。
今後もデータ取得プログラムの改良を行う予定だが、 pythonのBLEのライブラリには不安があるので ESP32で中継させることを考えている。 BLEのscanやデータ取得程度はできた。 BLE Snifferも購入してしまった。 スイッチサイエンスは在庫切れだが 千石電商には在庫があった。 Thingiverseに保護ケースのデータがあったので プリントし使用している。 保管用には更に外側にカバーが欲しいところ。
中華モバイルドライ乾燥器 | BLE Sniffer + 3Dプリントした保護ケース | 保護ケースに入れたところ |
XIAOMI湿度計は電池がCR2032でプログラムを改良しても 寿命には限界がありそうな気がする。 別件で入手した SwitchBot meterなら 単4✕2本なので、もっと持ちそうだ。 価格は1,980円でXIAOMI湿度計にはかなわない。
電池駆動ではなく常時給電の湿度計をESP32等で自作する手もあるが 湿度センサーだけで 300~1000円ぐらいする。 M5StickC + ENV II Hat の方が安いかも。