h_nari @ 熊本市のブログ。電子工作、プログラミング、ゲーム、TV、 政治、インターネットなどに日々の思い付きを、 うだうだ~と書いていきたい。
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投票したい政党がないので自分たちでつくってみた

参政党で この本を出すという話を聞いた時、 まぁ結党宣言をまとめたような本だろうと思い 興味が湧かなかったのだが、 最近の参政党の動画で そうではないらしいことを知り買ってみた。

動画でも行っていたがラノベみたいなタイトルの割に 厚い本で303ページある。 ボードメンバー5人の参政党を作った理由、 参加した理由の部分は少なく最初の65ページだけ。 その後は第1回~第4回の参政党政策勉強会で話された 内容をまとめたもので、医療、生活保護、インテリジェンス、 国防、教育、子育て、原発、地球環境に対する 政策の議論が行われている。

読んだ感想としては、 なかなか大変だね、という感じ。

政策とは日本を良くする具体案、具体的な行動、 施策案なわけで、それをオープンに議論し、 実現する仕組みを作ろうというのが参政党の 大きな存在理由だ。

政策議論は面白いが、 実現させようとすると たくさんの人を説得する必要があるので、 多くの知識が必要。 利害関係者は誰か? 過去の経緯。 期待される効果、予想される問題点。 必要な法律。外国の例。代替案。 多くの労力が必要。

アメリカだと、そういう作業を 民間のシンクタンクが行っているので、 日本にも同様のシンクタンクが必要というのが 渡瀬氏の主張。 この本には掲載されていないが、 別の動画で言っていた。 シンクタンクといっても大規模ものばかりではなく、 一人でやっているシンクタンクもたくさん有り 賛同者から寄付を募って活動しているそうだ。

政策に興味がある人は 特定の政策を研究し ひとりシンクタンクのような活動をし 参政等の政策勉強会で発表するというのも 良いのではないかと思う。