h_nari @ 熊本市のブログ。電子工作、プログラミング、ゲーム、TV、 政治、インターネットなどに日々の思い付きを、 うだうだ~と書いていきたい。
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chatGPT始めました

chatGPTは、今、流行りの人工知能とchatでお話できる サービス。ブラウザで利用できる。

流行り物には反発するタイプなので chatGPTはニュースやtwitterで見て、 そんなことができるようになったんだ、 と思う程度で自分で試すことはなかった。 使うきっかけばブログを書こうとしたこと。

「日本の半導体産業が衰退した原因は為替、 いま1ドル140円で30年ぶりの円安と言っている。 つまり30年前、1990年頃は140円だった。 それが100円とか80円とかになったら もうもたない」と数ヶ月前に 高橋洋一氏が言っていたので この辺を調べて記事にしようと考えた。 円ドルの推移のデータを探すと USドル/円の為替レートの推移 - 世界経済のネタ帳というページを発見。 出典も書いてあるので、そちらから自力でデータを抽出できるか 調べるが面倒。これはもうお金をもらってやる仕事だ。 しかし、はやりのAIならできるのではないか、 と思い試してみる気になった。

chatGPTの利用は簡単。メールアドレスと携帯の番号を登録するだけ、 無料で使用できる。 chatGPTのサイトをアクセスし 「Try ChatGpt」のボタンをクリックすれば良い。 有料版もあるが、混み合った時に優先して使用できる程度のものらしい。 幸い、無料版で不自由を感じることは無かった。

為替(ドル円)のデータ

為替レートの推移を聞いてみた。 聞き方で答えは大きく変わるし、「Regenerate response」でも 答えが変わる。試行錯誤の後、次の答えを得た。

ドル円の年ごとの1970年以降のデータを下さい
以下は、1970年から現在までのドル/円為替レートの一覧です。データは、日本銀行の統計データを基にしています。
為替レート
1970
360.00
1971
308.00
1972
265.00
1973
301.75
1974
308.50
1975
301.25
1976
301.75
1977
269.75
1978
214.93
1979
218.50
1980
226.45
1981
219.35
1982
239.72
1983
240.67
1984
236.50
1985
239.71
1986
192.83
1987
150.48
1988
128.06
1989
144.33
1990
144.53
1991
131.75
1992
128.03
1993
111.63
1994
102.87
1995
94.26
1996
108.78
1997
120.99
1998
130.91
1999
113.73
2000
107.76
2001
121.53
2002
125.99
2003
115.94
2004
108.19
2005
110.10
2006
116.18
2007
117.78
2008
103.38
2009
93.02
2010
87.78
2011
79.74
2012
79.80
2013
97.60
2014
115.84
2015
120.27
2016
108.78
2017
112.39
2018
110.97
2019
108.69
2020
107.41
2021
103.10

なかなか立派な答えだし、こんなに簡単に手に入るのは驚きだ。

半導体産業のシェア

日本の半導体産業のシェアの変化も聞いてみた。

日本の半導体産業のシェアの変異のデータを下さい。
以下は、日本の半導体産業のシェアの変化について、一例を示したデータです。データは、経済産業省の「産業連関表」を基にしています。
シェア(%)
1990
51.4
1995
38.4
2000
24.2
2005
17.6
2010
13.7
2015
9.8
2020
8.9
上記のデータから分かるように、日本の半導体産業のシェアは、1990年代には50%を超えていましたが、その後は急速に低下し、2020年にはわずか8.9%まで減少しました。これは、日本の半導体企業が海外企業に取って代わられ、また、製造コストの低いアジア諸国の半導体企業にも競合されたことが主な要因とされています。

シェア低下の原因も聞いてみた。

日本の半導体のシェアが落ちた原因は何ですか
日本の半導体産業のシェアが低下した原因は、いくつかの要因が絡み合っています。以下に主な原因をいくつか挙げてみます。
  1. 海外企業の台頭:アメリカのインテルや韓国のサムスンなど、海外の半導体企業が台頭し、日本の半導体企業に対して競争力を持った製品を提供するようになりました。
  2. 技術革新の進展:新しい半導体の製造技術が開発されるにつれて、日本の企業はそれに追いつくことができなくなりました。例えば、DRAM(ダイナミックRAM)の開発において、日本の企業は後発組となり、海外企業に技術をリードされました。
  3. 為替レートの変動:日本の半導体企業は、円高によって輸出製品の価格が高くなり、競争力を失ってしまいました。
  4. アジア諸国の競争力:韓国や台湾など、製造コストの安いアジア諸国の半導体企業が急速に成長し、市場シェアを拡大していきました。
これらの要因が重なり合い、日本の半導体産業はシェアを低下させてしまったと考えられます。

これまた、立派な答えである。 完全な正解とは思わないが、よくできた答えだ。 3の為替レートの話は、出たり出なかったりする。

誤りを返す例

歴史の解釈など、立場によって答えが変わる質問などを 試していくと、明らかに間違った答えを返すこともあることに 気がついた。 例えば、次の質問である。

日本が戦争を始めたこととソ連の関係について教えてください。

日本が第二次世界大戦を始めた際、ソ連は当初中立を宣言しました。しかし、1941年6月にドイツがソ連に侵攻したことを受けて、日ソ中立条約が破棄され、ソ連は同年8月9日に日本に対して宣戦布告しました。

ソ連が日本に宣戦布告したのは、日本がドイツやイタリアなど枢軸国として戦争を行っていたためです。また、日本軍が当時ソ連と国境を接していた満州やモンゴル地方に侵攻する可能性があったことも、ソ連が日本に対する宣戦布告を決定した理由の一つです。

宣戦布告の直前、ソ連は日本に対して中立条約の再締結を提案していましたが、日本側はこれを拒否していたため、宣戦布告に至ったとされています。

戦争中、ソ連は日本軍に対して大規模な軍事作戦を展開し、1945年8月9日には満州国に侵攻して日本軍を破りました。この勝利が、日本が終戦に向けての交渉に応じる契機となりました。また、ソ連の勝利によって、ソ連は第二次世界大戦の勝利国として国際的な地位を確立することになりました。

最初の段落から、ソ連の宣戦布告は 1941年8月9日と読めるが、 実際は1945年8月8日に8月9日から戦争状態に入ると布告した。

chatGPT自身による説明

chatGPTについて説明してください

ChatGPTは、OpenAIによって開発された自然言語処理技術の一つで、大規模なトレーニングデータを元に学習された言語モデルです。ChatGPTは、人工知能による自然言語処理を用いて、自然な人間との会話を模倣することができます。

ChatGPTは、文章を読み込んで意味を理解し、自然な文章を生成することができます。また、質問に対して適切な回答を提供することもできます。ChatGPTは、自然言語処理における多くのタスクに対して高い精度を発揮することができます。

ChatGPTは、さまざまな分野での利用が期待されています。例えば、カスタマーサポートや問い合わせ対応、教育分野での質問応答、情報検索、自然言語生成などです。また、ChatGPTは、人工知能の発展にとって重要な技術であるとされています。

chatGPTは言語モデルなのだそうだ。 我々が知識と思っているものは言語モデルに含まれるらしい。

最後に

やっぱり百聞は一見に如かずで実際に使ってみることで chatGPTの印象が激変した。 間違った答えを返すこともあるので、自分で確認できない情報を 使用するのは危険だが、検索の手段としては、これまでの google検索よりもはるかに効率が良く、優秀に思える。

電子工作やプログラミングについてのかなり専門的な質問も試したが それらにも、立派な、うならせるような答えが返ってきた。 それらについては、別稿で紹介したい。