2019年6月28日金曜日
PCからPython等で自由に信号を出せる装置が
欲しくなり
ADALM2000なども検討したが
うまく行かず、昔懐かしい
USBIOを使用することにした。
Pythonからの出力も
PyUSBで比較的簡単にでき、
実験もできた。
次はケースだ。3Dプリントで作ろう。
今回のテーマは埋め込みナット。
海外の動画で
3Dプリンタの生成物に
埋め込みナットを取り付けた場合の
強度評価を行うものがあった。
結果としては充分な強度だったのだが、
埋め込みもハンダゴテで簡単に
できるし、仕上がりもカッコいい。
これは是非導入せねばと、アマゾンで
M3のものと
M2のものを各200個購入。
1個あたり約4円。
で、基本的な実験などしつつ、
使う機会を伺っていたのだ。
|
|
|
完成したケース。ラベルも貼っている。 |
M2の埋め込みナットと試作品。 |
ケース下部のモデル。 |
|
|
|
USBIO基板のモデルを載せたところ。 |
ケース上部のモデルも載せる。 |
埋め込みナットのためのスペースが不足気味だったが、充分固定できた。 |
で、わかったことは、以下の3点。
- ハンダゴテでナットを埋め込むのは簡単だが、
位置がある程度固定されていないと辛い。
- 溶けた素材(ABS)が逃げる空間がないと、ナットの穴に入ってきてしまう。
- ナットの下穴は割と緩めでもOK
M2のネジと埋め込みナットを使うと、
ケース類をコンパクトに作ることができる。
今後も活用していきたい。
設計データは
Thingiverseで公開している。
2019年7月2日(火)追記
写真が足りないような気がしたので追加。
|
|
|
埋め込みナットのテスト。余裕が無い穴にナットを埋め込んだら溶けた樹脂がナットの穴に侵入。樹脂が逃げる空間が必要。 |
USB端子の穴と背面のM2皿ネジ。端子の穴サイズは1度修正(大きくした)。皿ネジは良い感じ。 |
はめあいがうまくないのか、隙間が目立つ。今後の課題。 |