茂木誠氏の
超日本史は
とても面白い本で
過去に
この記事でも取り上げている。
日本と外国との関わりを中心に
歴史が語られ、この本で初めて知ったことも多い。
本人が内容を解説する15~30分の動画17本がYoutubeにあり
これも
記事で書いた。
たまに見直したくなるので
宮脇淳子氏の動画と同様に整理しようと調べたところ
動画が18本追加されていた。
茂木氏の
戦争と平和の世界史、
感染症の文明史に合わせて追加したらしい。
整理してできたページが
こちら。
追加された動画を見ていて気になったのが
第29回 - 昭和の軍部はなぜ暴走したのか
ここで述べられているのは、陸軍の統制派が親ソ連だった。
そのため、ソ連が困る北進はせず、中国国民党軍と戦った。
近衛内閣のソ連スパイや米国ルーズベルト政権のソ連スパイの
暗躍で対米開戦へと向かった、という話。
陰謀論っぽいが、
ヴェノナ文書等の証拠が発見されている。
私は、この話で納得しているのだが、
世の中ではどの程度、認められているのだろうか。
NHKやマスコミが、このような報道をしたのを見た記憶は無いので、
世間の人は、まだほとんど知らないのだろうか?
わたしが疑問に思うのは、陸軍統制派は、どの程度、本気で
日本の共産化を目指していたのだろうか。
皇室を廃し、皇統を絶やすつもりだったのだろうか。
戦死者(軍人軍属 230万人、民間 80万人)については
どう考えていたのだろうか。