こたつコントローラのシャーシ完成

懸案のコタツ・コントローラの蓋を作成し、ついでに背面のパネルを作りなおした。

これで、こたつコントローラを無事ケースに収めることができた。と言っても、現状は、まだ学習リモコンACスイッチに過ぎない。なんか、今シーズンはコタツはださずに終わりそうだが、センサーモジュールを作って、いろんなところの温度を表示できるようにしたい…って、全然こたつコントローラじゃないじゃん。

以下、製作の説明。


背面のパネルをCNCで削り直し、蓋用のアクリル板をレーザ加工機で切り出したところ。蓋のアクリル板は大きくて私のCNCでは加工できず、久しぶりに大学の工房のレーザ加工機を使いに行くと、ちょうど整備されたところで気持ちよく切断できた。背面パネルもこっちで切り出せば良かった。

背面パネルは、スナップイン式のACインレットが抜けてしまうという問題があった。どうも、1.5mm厚までのパネルでないと固定できないようだ。アクリル板は2mm厚なのでネジ止め式に変更。ついでにヒューズ穴のサイズ間違いも修正した。

このネジ止め式のACインレット。地元のパーツ屋で買ったら350円(税別)だった。まぁ、そんなに売れるものでもないから文句も言えないが、マルツだと128円。2,3個買えば送料込みでも安いかも。まぁ、こうゆうものは、ある程度の数、在庫を持っておくべきだよね。

蓋のアクリル板はサカイマシンツールのアクリルベンディングマシンで曲げた。リンク先の物より古いタイプだが、ほぼ同じもの。仕事用に以前購入したもの。アクリサンデーのヒーターキットよりも全然良い。なかなか個人で買える値段では無いが、レーザ加工機があるところならば、一緒に揃えておくと作れるものが断然広がって良いのではなかろうか。加熱した範囲の丁度中央で曲がるので、曲げる場所は結構正確に狙える。綺麗に曲がった。

背面の城辺と蓋の間にもフレームを入れてネジで固定しているので、ACインレットにケーブルを差し込む時、パネルがたわむことが無く安心。アクリルをフレームに固定しているネジは、4年前に浅井製作所に作ってもらったM3x4mmの超低頭六角穴付きボルト。1000本で1万円弱ぐらいだが、目立たないというのが結構便利で、いろいろ使ってしまい、もう残り少ない。


大変きれいにケースを作ることができた。もうアクリル板とMicroRAXがあれば、どんなケースでもスイスイ作れそうである。

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