またTeXとか

数式の入った文書を書く必要があって、またTeXをインストールする。TeXインストーラを使えばすぐにインストールできて嬉しい。

TeXをインストールするたび不思議な気持ちになる。最初にTeXを使ったのは20年も前になるのだろうか。10年ぐらい前まではTeXをメインのワープロ(?)として使ってきた。で、まだTeXなのかというのが不思議。

ひさしぶりに使うと、プリビュワーのdvioutに”Continuous Renew”というオプションがあって、dviファイルの更新を0.5秒おきにチェックしてくれるので、とても便利。

TeXインストール

一太郎を試しに使ってみるが、イマイチだ。アウトラインモードが使い易くて、番号の振り直しが、いつでも一発でできるようなそんなワープロが欲しいのだが、そういうものは無いのだろうか。

仕方なく Windows環境にTeXとdvioutをインストールする。インストールは簡単になっているが20年前とあまり変っていない気もする。

Mule + make + dvioutの環境は結構快適。図もepsにすればスムーズに使える。Linux環境で使わないのは、使っているCannaの辞書の頻度情報がおかしくて、かな漢字変換に苦労するから。あとWindowsのかな漢字変換に慣れてしまったから。

Word vs TeX?

仕事でMicrosoft wordを使わせられているせいか、wordにあまり抵抗が無くなって来た。Wordの変な癖にも慣れたり、対策を覚えたり。堕落だろうか。

TeXはもう随分長いこと使っていない。そもそも紙のイメージで長い文書を書くということがあまりなくなった。自分のところで書く長い文章はHTMLで書いてブラウザで読むほうが便利だ。

さて、もうすぐ久しぶりに使用説明書的なものを書いて紙で提出する必要があるのだがWordにしようかTeXにしようか。短い文書はWordの方が圧倒的に楽。長くなるとWordのスタイルが破滅的な感じになる。TeXだと文書をsvnに入れやすそうだ。とりあえず、短い文書からはじめるならやっぱりWordかなぁ。

ひさしぶりにTeX

何年ぶりかにTeXを使う。Fedoraには最初から日本語を扱えるplatexやpxdviが入っていた。pxdviやyumが動かないのにハマリつつもなんとか使えるようになる。昔からTeXを置き換えるソフトが出るだろうと思っていたが、いまだにその気配がない。オフライン組版ソフトで、コマンド/マクロ周りがもう少し使いやすいものが出ても良いと思うのだが、TeXが凄すぎてなかなか作れないということか。もっとも、今 TeXで文書を作るのは紙またはPDFで人に見せる必要があるある程度長い文書。 単に情報を提供すれば良いのであれば、HTMLの方がはるかに閲覧性が良い。紙/PDFのメリットはページ数がわかるので、ボリューム感がわかりやすいこと。あと拡大/縮小が自由自在なこともメリットだが、HTMLブラウザでも頑張ればできるはず、AdobeがHTMLブラウザを作れば 拡大/縮小できるのではなかろうか。でもTeXもPDFも重要なツールであることに間違いは無い。