ライントレース2号とCNC


夏ロボコンも近づいたので、ライントレースの高速バージョンを作成し、学生に範を示そうかと考える。

ギアをタミヤのツインモータ・ギアボックスからダブルギアボックスに変更し、ギア比を変えることで高速化する。合わせて、基板の位置も変更し、前重心を改善するというのが目論見。

車体はアクリル板をCNC(オリジナルマインド BlackⅡ)削り出すのだが、ここで問題発生。切削途中、アクリルが溶けて切削できなくなってしまう。うまく削れることもあるが、かなりの確率で溶けてしまう。アクリル板を何枚もダメにして諦めかけるが、オリジナル・マインドにアクリル板切削のノウハウとかあったら教えて欲しいとWebから問い合わせると返事があった。Web上の説明書にアクリル板の切削条件も書いてあるそうだ。

見ると、アクリル板は 切込み量 0.1mmの送り速度 500mm/minとある。私は、切込み量 2.5mmの送り速度 60mm/minでやっていた。知らないとは恐ろしいことだ。新しい条件で試してみたところ、アクリルは溶けることなく切削できた。

これで、ライントレース・ロボット2号が大体できたが、センサー基板を作り直していないので、写真では前を向いてしまっている。

ロボコン部の部室に行き、様子を見てみると1年生のライントレースロボットが、結構な速さでコースを走っていた。これなら、わたしがお手本を示す必要はなさそうだ。ということで、私のライントレース・ロボット2号を完成させるかどうか不明。

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