kumaduino新版の変更点

kumaduino基板でどこを変更したのか説明する。



① セラロック対応
② ラジラルリードタイプ22pFコンデンサ対応
③ POWERピンソケットを6Pに変更
④ D7(metaboardのPROGモード切替)に抵抗R9追加、ショートピンは無くす
⑤ シルク間違い修正
⑥ CN1位置変更
⑦ 電解コンデンサC6の向きを倒せるように変更
⑧ COM端子のCTSをGNDに接続(前は+5Vに接続)

1. kumaduino/arduinoには16MHzの水晶発振子が使われているが、水晶発振子の精度が必要な用途は無かろうとセラミック発振子も使用可能なように穴を1つ追加した。これこれが使用可能だろう。 これらを使うと安くなるのと22pFのコンデンサをつけなくてよくなるのが嬉しい。

2. 水晶発振子も使用可能だが、その場合22pFのコンデンサを2個つける必要がある。前の基板ではチップコンデンサ用のパタンしか無かったが22pFのチップコンデンサが秋月電子で売ってないのでラジアルタイプのコンデンサ用のパタンも用意した。

3. 以前の基板のPOWER端子は1×4のピンソケットで、秋月にも売ってないので多ピンのピンソケットを折って使う必要があった。それも面倒なので1×6のピンソケットが使えるように変更した。

4. metaboardのファームウェアではD7の電位を起動時に見てプログラム書き込みモード/実行モードのどちらになるか判断している。前の基板ではD7端子をスイッチ経由でGNDに接続していたのだが、プログラムでD7を出力に設定してしまうと気分が良くないので、安心できるように間に抵抗を追加した。

5. COM端子(1×6のピンソケット)の裏面の信号名の配置間違いを修正した。

6. CN1(USBミニBコネクタ)の位置を修正。COM端子にXBeeを取り付けてもUSBケーブルと干渉しなくなる。(参考)

7. 電解コンデンサC6を横に倒しやすいように向きを偏向した。

8. COM端子の2ピン、CTSにつながるピンを以前は+5Vに接続していたが、XBeeなどを接続した時に問題が起こるので、GNDに変更した。Arduino-ProなどでもGNDに接続されている。

部品の入手性を良くするための細かい修正がばかりだが、使いやすくはなっていると思う。 前の基板も残っているので、こちらもMTM07で安く販売しようかと考えている。

Comment

  1. higostar より:

    おはようございます。
    最近、kumaduino(旧)を利用して電界強度計を作ってみました。最終的に乾電池2本(3V)で動かすために、HT7750Aを使って5Vを作り出したのですが、kumaduinoのRegパターン部とユニバーサルパターン部に部品配置した次第です。
    その時に思ったのは、Regパターン回りを一工夫すると、3V→5V回路としても使えるのではないかと言うことで、もしそのように基板設計がされれば利用する人も多いのではないでしょうか?ww
    インダクター1個、ダイオード1個、出力側にタンタルコンデンサが1個付けられればOKなんですけど。

    あ、電界強度計はhenteko blogさんの記事を参考に、arduinoベースに変更して作りました。kumaduino+ユニバーサル基板にきっちり収まりました。

  2. nari より:

    コメントありがとうございます。
    HT7750便利ですよね。消費電流が少なければ、ラジアルタイプのインダクタでも動きますし。
    次に作りなおす機会があれば、検討してみたいと思います。

    他に、XBee用パタンとか、microSDカードのソケットとかも載せたくなるんですよね。
    これらを載せて、超小消費電力センサーノード用Arduino基板とか面白そうですね。

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